■すでに20年以上の歴史を持っているだけに、コーエーにはさまざまなエピソードがあります。
よく知られているエピソードとしては、かつてこの会社ではアダルトソフトを作っていたことが挙げられます。ごく初期、まだパソコンゲーム草創期だった時代に「ナイトライフ」や「団地妻の誘惑「オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか?」といったアダルトゲームを製作していました。
また、もともとは染料問屋として創業されたこともあまり知られていないエピソードです。まだゲームソフト開発に進出する前にはのちにスクウェア社の社長となる鈴木尚氏がアルバイトとして働いていた、という意外なエピソードもあります。
初期には企業向けのソフトや、ゴキブリからケーキを守るゲームなど、現在のイメージとはやや異なる製品も売り出していました。
また、数多くの作品に登場した「シブサワコウ」というプロデューサーの名前は一時期この会社のトレードマークにもなり、何者なのか話題を集めたものでした。架空の人物や、製作集団の名前といったうわさが流れました。実際には創業者の襟川陽一氏のペンネームで、彼が尊敬する「渋沢栄一」と旧社名の「光栄」をつなげてつけられたものです。
こういったコーエーの豆知識をチェックすればこの会社がより身近に感じられるようになるのではないでしょうか。